このコラムを読んでいただいている方の中には、お酒(アルコール)が好きな方も多いことでしょう。私もタバコは手にしませんが、お酒が無い人生は考えられません。今回は、お酒は太る原因となるのか?ということを取り上げてみようと思います。
お酒というと、ご存知のように、その原料も様々です。米(日本酒)、麦(ビールや焼酎)、芋(焼酎)、とうもろこし(バーボン)、葡萄(ワイン)というように。そして多くの場合、お酒のビンや缶には、カロリーが記載されていることが多いのですが、例えば、ビール大瓶1本のカロリーは、ハンバーガー1個分に相当すると言われます。
バーや居酒屋などで、お酒が進むたびに、体にはどんどんカロリーが入り込んでくるように思われがちですが、最近の研究では、お酒(アルコール)のカロリーは、体内で熱になるだけで、脂肪となって蓄積するような性質のものではないことが解ってきました。もちろん酒類によっても若干の差異はあるのですが、ビールの350ml缶の表示カロリーは138kcal前後と書かれていますが、実際に吸収されるのは50kcal程度だそうです。清酒の1合は、約200kcal前後なのですが、これも吸収されるのは50kcal程度だそうです。これは、食パン1枚の1/3程度だそうです。また、焼酎やウイスキーなどのカロリーは、ほとんど蓄積されないと言われています。このようにお酒(アルコール)が持つカロリーは、吸収され蓄積されにくいことから、エンプティ(空っぽ=0の)カロリーとも呼ばれているのです。
どうですか?お酒好きの方、少し安心されましたか?しかし、この理屈は、お酒だけを飲んだ場合のことです。お酒(アルコール)を摂取すると、アルコールがもつ、胃酸分泌増加作用で食欲が増進されてしまうという作用があるのです。つまり、お酒を飲んで肥満になってしまうのは、お酒と一緒に食べた、つまみや食事のカロリーが脂肪となって、体内に蓄積したことによるものだったのです。
そうか!アルコールだけを飲んでいれば太らない。そう単純に思うのは禁物です。他説ではアルコールの70%のカロリーを吸収するというものもあります。こういった研究が進むにつれ、いろいろな説が出てきて私たちは情報に惑わされてしまいます。いずれにせよ、アルコールは気分を幸せにし、人生の楽しみの一つに挙げている方も多いと思いますが、カロリーが蓄積するかどうかは別として、飲み過ぎは、確実に健康に悪影響を与えます。皆様には、お酒とは上手くお付き合いして欲しいものです。 |