あなたは太っている人と付き合っていますか?
先日興味深い統計が、米国ハーバード大学医学部の研究チームから発表されました。
それは、太っている人と付き合っていると肥満になる確率は、相手が配偶者の場合で2〜4年以内に自分も肥満になる確率が37%、兄弟の場合で40%、友人の場合はその付き合い度合いによって57%〜171%という確率だということです。
この調査は、1971年〜2003年までの32年間に、全米の12000人の成人を対象に調査された統計によるものだということです。※7月26日発行米紙ワシントン・ポスト(早版)より
この発表は、いかに人からの影響が大きいかということを如実に物語っています。そんな因果あるの?と思う方、日常生活を思い当たって下さい。例えば、お洒落な人と一緒にいれば自然にお洒落に興味が行きやすくなるでしょうし、今の車の主流をとってみてもその多くがミニバンです。これなども多くの人が便利なミニバンを乗るケースが増えたことで、それが目に入る機会が多くなり、ますます人はミニバンを購入するケースが増えていき、結果街中にミニバンが溢れてしまっている、いい例です。
以前、サンフランシスコに旅したときに、姿形は日本人(つまり日系人)そのものの女性が買い物をしていたのですが、その表情やしぐさはアメリカ人そのもので、もの凄く違和感を覚えた記憶があります。日本人の女性の多くは表情も柔らかく、口元や目元もほんのり優しさが漂っているのですが、この日系人の女性は手振りや、表情も笑顔もまったく無駄がなく、クールで、純粋な日本人には絶対に見られないものでした。つまり、DNA的には見た目も日本人そのものなのですが、生まれてからアメリカ社会で育った結果、このような表情やしぐさを自然に身に付けていったのだと思います。
すなわち、表情やしぐさが生まれた国柄によって特徴が伝播するのと同様に、太った人といれば、食べ物の嗜好や食べる量なども自然に影響を受けてしまうからだと思います。いかに人間が社会的な生き物かということの、一つの例でもありますね。あなたの周りに太った人がいれば、そういった方の食生活、食文化、日常生活などの影響を受けるケースがあるということを心に留めておいていてもいいのではないでしょうか。
人は人と関わって生きていくしかなく、中々自分のペースで生活はできません。この日本社会で生きていく以上、肥満に関わるネガティブな影響は数多くあると思いますが、達成したい自分を常にビジュアライズ(視覚化)し、乗り越えていっていただきたいものです。 |